外に出るとき当然のように履くのが靴ですが、せっかく髪の毛をセットして、トップス、ボトムスまでコーディネイトしたのに、最後になんとなく玄関の一番手前に出ているいつもの靴をついつい選んでしまっていませんか。
デート中、あなたの素敵な一言に照れてうつむく彼女の目に入った靴がイケてなかったら、甘いセリフも骨折り損ですよね。
建物も礎がなっていないと安定しないように、靴は足元で皆さんのおしゃれを支える大事な土台なのです。
今回は靴大好き筆者が春夏シーズンにこれだけは持っておきたいアイテムをデートシーンに合わせてご紹介します。

大人の余裕を感じさせるキャンバススニーカーでカフェデート
涼しげなエスパドリーユでビーチへドライブデート
正統派レザーデッキシューズでディナーデート

大人の余裕を感じさせるキャンバススニーカーでカフェデート

コンバースやVANS、いまやユニクロや無印など様々なブランドで展開され、通年活躍するベーシックなアイテムですが、本サイト読者のおしゃれ男子の皆さんならお気付きのとおり、ベーシックを制する者がおしゃれを制するのです！
キャンバス地はとても丈夫で、レザーのように履いているうちに足になじみ、自然な風合いがあるため、カジュアルなカフェデートにうってつけの一足。
軽やかな季節感を演出するにはホワイトやキナリ、ベージュなどのハイトーンのカラーをチョイス。防水スプレーで汚れ防止も忘れずに。

涼しげなエスパドリーユでビーチへドライブデート

エスパドリーユとはフランスとスペインの国境をまたいだバスク地方発祥の、ジュード麻で編まれたソールの靴です。通気性がよく汗ばむ季節も快適に過ごせて、素足で履ける手軽さがありながらサンダルと違い甲があるので、大人のビーチデートにぴったりのアイテムです。
形はスリッポンタイプで、アッパーには無地のキャンバス地を使用したものが多いですが、おしゃれ上級者は柄やスエード、レザーのアッパーのエスパドリーユに挑戦してみるのはいかがでしょう？
ジーンズにももちろん合いますが、靴に合わせてパンツやジャケットに麻の生地を合わせるのも粋ですよね。
夕方のビーチでエスパドリーユを手に持ち、落ちていく日を見ながら彼女と浜辺をお散歩なんて素敵じゃないですか。

正統派レザーデッキシューズでディナーデート

デッキシューズとはその名の通りヨットやボートのデッキで履くために作られた靴です。最近はキャンバス地のカジュアルなデッキシューズも一般的になっていますが、もともとは水に濡れても大丈夫なように甲の部分はオイルレザーを用いていました。履き口が大きく甲が出るデザインなので、レザーでも涼しげなスタイルを楽しめます。
重くなってしまいがちな革靴のコーディネイトも、デッキシューズを合わせることによって高級感と季節感の両方を演出できる優秀アイテムです。
ジャケット着用のフォーマルなシーンでももちろん、子供っぽくなりがちなハーフパンツのスタイルに大人な雰囲気をプラスできるレザーのデッキシューズは昼も夜も活躍すること間違いなし。

まとめ

これからの暑い季節、特にどの場面でも気を付けたいのが清潔感です。イタリアには「その人が履いている靴は、その人の人格そのものを表すものである」ということわざがあります。靴は身に着けるものの中で最も汚れやすいアイテムだからこそ、きちんとメンテナンスされたきれいな靴を履いている人からはやはり大人の魅力を感じます。
行く場所や時間帯によって服を着替えるように、靴もTPOに合わせて履き替え、フレッシュな気持ちで春夏のデートも楽しみましょう。